リーリエ、高還元、ポケカ PSA10 etc.
オリパとは?
オリパとは「オリジナルパック」の略で、ネットや店舗で買えるトレーディングカードのセット賞品です。店舗によって内容やコンセプトが異なります。
ネットオリパと店舗オリパの違い
オリパは大きく「店舗オリパ」と「ネット(オンライン)オリパ」に分かれます。
ネットオリパは一般的に、まずサイト上でポイント(もしくはコインなど)を購入します。
そして、ソシャゲのガチャを回す感覚でオリパを引きます。
ネットオリパの特徴として、一口あたりの価格が安価(100~500円など)なことが多く、オンラインならではの当たり演出で、その場で当たりハズレが分かります。
もちろん、引いたカードは後日郵送されます。
一方店舗オリパは、届いてみないと当たりハズレがわかりません。福袋的な楽しみ方ができるとも言えるでしょう。
中古オリパと新品オリパの違い
オリパで遊ぶ注意点として、カードが中古か?新品か?オリパごと、店舗ごとにしっかりチェックが必要なことが挙げられます。
未開封BOXが含まれている場合を除いて、多くは中古カードがメインになっていますので、基本は中古カードであると認識しておいたほうがよいでしょう。
ただ、PSA10などといった鑑定品であれば、中古でも価格が落ちることなくコレクションできます。
いずれにせよ、ショップの注意事項にはしっかり目を通してから購入しましょう。
オリパに関する用語
オリパの歴史は古く、ポケモンやMTG(マジック・ザ・ギャザリング)など有名TCGタイトルの中古市場の誕生とほぼ同時期に「オリパ的」な賞品(福袋など)は存在していたと言われています。
オリパには独自の文化や暗黙のルール、専門用語が登場していますので、これからオリパにチャレンジしてみたいという方向けに、用語を簡単にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
アド(アド確)
アドとは、アドバンテージ(有利、有意であること)の略です。
オリパの価格が400円だった場合、販売価格で400円より高価なカードが引けた場合は「アドが取れた」等の表現を使用します。
派生として、アド確(アド確定)と言った場合は、100%の確率でアドが取れることを指します。
多くの場合、1日1回しかガチャができない(デイリーオリパ)など、購入制限が設けられていることが多いです。
また、アド確(アド確率)30%、もしくはアド30%といった表記については、例えばオリパに封入された100枚のカードのうち、30枚がオリパの価格より高い(アドが取れる)カードが封入されていることを指します。
アド50%は「ニブイチ/にぶいち」、アド確1/3の場合は「サンブイチ/さんぶいち」という表現が使用されることもあります。
還元率
同じく、よく見かける「還元率」については、通常、封入されたカード販売額の合計/オリパ価格✕販売口数で表されます。
先ほどの例であれば、カードが100枚封入されたオリパが1口400円(1枚排出)で販売されていた場合、分母にあたるオリパの合計価格は400円✕100枚=4万円です。そして、中身として販売価格3000円のカードが10枚、100円のカードが90枚封入されていたのであればカード販売額の合計は3.9万円ですので、還元率が97.5%ということになります。
還元率が高いオリパは、確率上、引けるカードの金額の期待値は高くなりますが、ショップや封入時期によりカードの販売価格そのものが異なる場合ばある点には、留意しましょう。
オリパは初心者にもオススメ?
オンラインオリパが本格的に流行しはじめたのは、2023年です。
そもそもポケカなどは本家が販売するパックがそもそも入手しづらいという背景もあり、利用者が増加しました。
初心者プレーヤーはそもそも所有しているカードが少ないので、もしハズレカードを引いてしまってもコレクションが重複しづらいという考え方もできます。
どのカードが届くか分からない楽しみが味わえる点も含めて、信頼できるショップを選びさえすれば、オリパは初心者にもオススメと言えるでしょう。